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help リーダーに追加 RSS 出来レースで福田氏勝利も、麻生氏善戦

<<   作成日時 : 2007/09/24 11:22   >>

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で、「予定通り」、福田新総裁が誕生した。これは事前にわかっていたことで、特に驚きもない。ただ、麻生氏が思ったよりも議員票で健闘していた。9つ中8つの派閥が福田氏支持を表明する中、わずか16名の派閥議員しか持たない麻生氏が132票を集めたのは小さくない。無派閥議員もいるので単純な推計は難しいが、派閥議員からも数十名単位の「造反」が出たことは推測できる。今日の朝刊では、額賀財務相の不出馬に疑問を持った津島派議員から多くの造反が出たのではないかと伝えられている。

これは何を示すのか。造反が相当数出たことだけをもって派閥政治の終焉と捉えるのは早計だろう。派閥政治がなければ福田氏の当選は簡単ではなかったし、そもそも福田氏が立候補したかすら疑問だ。やはり、自民党に派閥政治は生きている。しかし、部分的に派閥政治がほころびを見せていることもまた、看過できない点である。

一方、世論調査などでも福田氏優位が伝えられていた地方票では福田氏に11票差まで迫る勢い。しかも、党員票のみの純粋な集計では麻生氏が福田氏を3000票上回っていたというのだ。もし日本が首相公選制だったとしたら、麻生氏にも勝算があった。福田氏を推した議員はあくまで「76対55という結果が民意」との見方を崩していないが、「民意」に限定すれば本当にどちらに転んだかわからない。しかもここで言う民意とは自民党員の民意であって、国民全体の民意ではない。もしこれが国民投票だったとしたら、最後の最後でパフォーマンスに長ける麻生氏に民意が傾いた可能性は否定することができない。

となると、問題は麻生氏の処遇である。例え考えが違っても、全員野球を掲げる以上、これだけの民意を集めた麻生氏を有力なポストに据えないわけにはいくまい。私は誰に対しても率直に自分の言葉で語ることのできる麻生氏には官房長官の座に就いてほしいと思うが、今のところは与謝野氏続投、町村外相の横滑り、谷垣元財務相などの名前が挙がっている。果たしてどうなるだろうか。

いずれにせよ、結論は始めから見えていた総裁選で麻生氏が予想以上に善戦したことは今後の党運営に大きな影響を及ぼすだろう。バランス感覚には定評のある福田新総裁がどういう人事を行うのか。早くも福田新総裁の手腕が問われる。

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